首下がり症候群の原因に関する考察

こんにちは！

東村山市の整体院　快人（かいんど）です。

突然ですが、皆さんは「首下がり症候群」という名称を聞いたことがありますか？常にうつむいてるように頭が下がってしまっている状態が続く症状だそうです。

2022.8.9のブログにも載せた「リウマチ性多発筋痛症」の男性のお母様が、テニス友達に指摘され整形外科を受診しだところ「首下がり症候群」と診断されたとのことで相談を受けました。

実は私、平日の午後は整形外科のリハビリでアルバイトをしております。その医院にも上記のような方々が３名ほど通院しています。お姿を拝見するたびに、自分なりに原因と施療方針を考えていました。一人は首に干渉波を当てたあとマイクロ波で首を温める。もう一人はウォーターベッドのあと首に干渉波。最後の一人は首にマイクロ波を当てたあと、坐位で首～肩のマッサージ。どれもこれも首にしか着目していません。まあ、保険診療なのでそれは当然なのですが、整体師としてはどうしても首だけでなく腰が気になります。実際、その３名とも下腹部を前に突き出すように歩いています。これは骨盤が後傾している証拠。後方変異した骨盤に脊柱が乗れば重心が後ろに傾くのは当たり前。バランスを取るため無意識に頭部を前に持っていっても不思議ではありません。あくまでも個人的な仮説であり確約は出来ないが、骨盤の調整で改善が見られるかもしれないと説明をして、一度来院してもらうよう伝えました。

その後、日程調整ののち2/8に初来院。高齢で整体も初体験らしいので、慎重に調整を進め60分で初回終了。正直、手応えといえるほどの感触は有りませんでしたが、二日後に息子さんから「本人が楽になったと言っている」と報告が有りました。更に四日後にはテニス仲間から「首が垂れてない」と言われたそうで、こちらが驚いてるところです。

実際に確認してみないと分かりませんが、次回は3/7のご予約なのでそれ以降にブログ更新をします。お楽しみに…