温湿布と冷湿布の違いについて|東村山市 小平市 東大和市
2023/11/03
こんにちは。東村山市の整体院快人です!
今回は患者さんに質問された湿布の疑問について解説しましょう。
先日、腰痛で整形外科を受診された方が冷湿布を処方されたそうです。その方曰く、貼った瞬間の「ヒヤッ」とする感覚が苦手とのこと。ドラッグストアで売っている温湿布にしても問題ないのか…というものでした。
温湿布と冷湿布の違いは、主に温感成分と冷感成分の違いだけです。
温湿布
温湿布には、カプサイシンやノニル酸ワニリルアミドなどの温感成分が配合されています。これらの成分が皮膚に刺激を与えることで、血流を促進し、患部の温度を高め、痛みを和らげます。
冷湿布
冷湿布には、メントールやサリチル酸メチル、ハッカ油などの冷感成分が配合されています。これらの成分が皮膚を刺激することで、血管を収縮させ、患部の温度を下げ、痛みや炎症を抑えます。
どちらを使うべきか
基本的には、どちらの湿布も同じ消炎鎮痛剤が配合されているため、効果に違いはありません。しかし、以下のような場合には、冷湿布の方が効果的です。
- 急性期の痛み(捻挫、打撲、骨折など)
- 炎症や腫れがある場合
- 熱がある場合
一方、以下のような場合には、温湿布の方が効果的です。
- 慢性的な痛み(肩こり、腰痛、関節痛など)
- 冷やすと痛みが悪化する場合
- 冷えると血管が収縮し、血行が悪くなる場合
また、個人の好みや体質によっても、温湿布の方が気持ち良い場合や、冷湿布の方が気持ち良い場合もあります。
その方の腰に熱感は無く、急性の症状とは思えなかったので、ご自身の好みで選ぶよう伝えました。
「病院に行くと緊張して上手く症状を伝えられない」、「初めての医師には自分の意見を言いにくい」という方も多いかも知れません。せっかく長い待ち時間を経て診察にこぎ着けたのですから、疑問に感じることは予め箇条書きにでもして尋ねてみましょう。
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ソフト整体快人
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